POINT1 三好豊太郎「セースウォークとしての人事相談事業」
POINT2 竹内愛二「ケース・ウォークの理論と實際」
POINT3 仲村優一「公的扶助とケースワーク」
第31回 問題94
日本のソーシャルワークの発展に寄与した人物に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1 仲村優一は、著書『グループ・ワーク小團指導入門』において、アメリカのグループワーク論の大要を著した。
2 竹内愛二は、著書『社會事業と方面委員制度』において、ドイツのエルバーフェルト制度を基に方面委員制度を考案した。
3 永井三郎は、著書『ケース・ウォークの理論と實際』において、アメリカの援助技術について論じた。
4 小河滋次郎は、論文「公的扶助とケースワーク」において、公的扶助に即したケースワークの必要性を示した。
5 三好豊太郎は、論文「『ケースウォーク』としての人事相談事業」において、ケースワークを社会事業の技術として位置づけた。
解答
1,仲村優一と言えば「岸・仲村論争」。著書「公的扶助とケースワーク」など。
2,竹内愛二は「理論派」。著書は有名「ケース・ウォークの理論と實際」。
3,永井三郎と言えば「グループワーク」著書『グループ・ワーク小團指導入門』
➡「長~いグループワークはサボろう~」と語呂合わせ記憶。
4,著書「社會事業と方面委員制度」方面委員制度といえばこの人。
5,○ 論文「『ケースウォーク』としての人事相談事業」
第35回 問題95
リッチモンド(Richmond, M)の人物と業に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
1 ケースワークの専門職としてニューヨーク慈善組織協会に採用された。
2 ケースワークの体系化に貢献したことから、後に「ケースワークの母」といわれた。
3 社会改良を意味する「卸売的方法」は、個別救済を意味する「小売的方法」の始点であり終点であると位置づけた。
4 「社会診断」において 、ケースワークが社会的証拠の探索と収集を重視することに対して、異議を唱えた。
5 『ソーシャル・ケース・ワークとは何か』において 、ケースワークを人間と社会環境との間を調整し、パーソナリティを発達させる諸過程と定義した。
解答
1,???リッチモンドは確か慈善組織協会(COS)に採用されたが、事務員だったって事が不正解なのか。
2,○ ケースワークの母=メアリーリッチモンド
3,???
4,著書「社会診断」において「ケースワークが社会的証拠の探索と収集を重視する」と論じている。
5,○
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