第31回 問題11 防衛機制
防衛機制に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1 父から叱られ腹が立ったので弟に八つ当たりした。これを置き換えという。
2 攻撃衝動を解消するためにボクシングを始めた。これを補償という。
3 苦手な人に対していつもより過剰に優しくした。これを投影という。
4 飛行機事故の確率を調べたら低かったので安心した。これを合理化という。
5 失敗した体験は苦痛なので意識から締め出した。これを昇華という。
解答
1,○「置き換えは八つ当たり」
2,ボクシングは昇華。
3,反動形成
4,知性化
5,抑圧
第29回 問題12 適応機制
適応機制に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 抑圧とは、現在の発達段階より下の発達段階に逆戻りして、未熟な言動を行うことをいう。
2 昇華とは、ある対象に対して持っていた本来の欲求や本心とは反対の行動をとることをいう。
3 退行とは、苦痛な感情や社会から承認されそうもない欲求を、意識の中から閉め出す無意識的な心理作用のことをいう。
4 合理化とは、自分がとった葛藤を伴う言動について、一見もっともらしい理由づけをすることをいう。
5 反動形成とは、社会から承認されそうもない欲求を、社会から承認されるものに置き換えて充足させることをいう。
解答
1,退行は赤ちゃん返り。
2,反動形成
3,抑圧
4,○
5,反対の行動をとる事
第31回 問題12 ストレス対処法(コーピング)
ストレス対処法(コーピング)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 試験の結果が悪かったので、気晴らしのため休日に友人と遊びに出掛けた。これは、問題焦点型コーピングである。
2 食事介助がうまくいかず落ち込んだが、先輩職員に具体的な方法を教えてもらった。これは、情動焦点型コーピングである。
3 事例検討会で発表することになったが、うまくできるか心配になったので深呼吸をした。これは、問題焦点型コーピングである。
4 残業が続き自分一人ではどうにもならなくなったので、上司に仕事の配分の見直しを依頼して調整してもらった。これは情動焦点型コーピングである。
5 利用者との面接がうまくいかなかったので、新しいスキルを身につけるため研修会に参加した。これは、問題焦点型コーピングである。
解答
1,情動焦点型コーピング
2,問題焦点型コーピング
3,ストレス解消型コーピング
4,問題焦点型コーピング
5,○
第35回 問題12 問題焦点型ストレス対処法(コーピング)
次の記述のうち、問題焦点型ストレス対処法(コーピング)の事例として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 介護ストレスを解消してもらおうと、介護者に気晴らしを勧めた。
2 困難事例に対応できなかったので、専門書を読んで解決方法を勉強した。
3 仕事がうまくはかどらなかったので、週末は映画を見てリラックスした。
4 育児に悩む母親が、友人に話を聞いてもらえて気分がすっきりしたと話した。
5 面接がうまくいかなかったので、職場の同僚に相談し、ねぎらってもらった。
解答
1,ストレス解消型コーピング
2,○
3,ストレス解消型コーピング
4,ストレス解消型コーピング
5,ストレス解消型コーピング
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