POINT1 ビーチャム(Beauchamp,T,L.)とチルドレス(Childress,J,F.)の「医療倫理の4原則」
第34回 問題74
患者の治療方針の決定に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 肝臓がんとの診断を受けたAさん(66歳)は、インフォームドコンセントとして、検査結果の内容と今後の治療方針について医師から説明を受け、治療に同意した。
2 終末期にあるBさん(52歳)の家族は、インフォームドチョイスとして、本人に気付かれないように主治医と治療方針を決定した。
3 小児がん患者のCちゃん(11歳)の保護者は、インフォームドアセントとして、本人の意思を確認せずに終末期医療における延命医療の拒否を医師に伝えた。
4 終末期にあるDさん(78歳)と家族と医療従事者は、パターナリズムモデルに従って、繰り返し治療選択について話し合い、意思決定を行った。
5 E医師は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行したFさん(48歳)の意思を推測し、心肺停止時に心肺蘇生(そせい)措置をしない旨をリビングウィルとしてカルテに記載した。
解答
1,○ インフォームドコンセントとは説明と同意の事。
2,インフォームドチョイスとは、説明と選択の事。
3,インフォームドアセントとは、主に小児に対する分かり易い説明と理解を得る事。
4,パターナリズムとは、上下関係における、父権主義の事。
5,リビングウェルは人生の終末期における本人の意思を表明する方法。
公認心理師 第4回 問39
T.L.BeauchampとB.F.Childress が提唱した医療倫理の四原則に該当しないものを1つ選べ。
① 正義
② 説明
③ 善行
④ 無危害
⑤ 自律尊重
解答
自律尊重(respect for autonomy)
無危害(non-maleficence)
善行(beneficence)
正義(justice)
まとめ
ビーチャム(Beauchamp,T,L.)とチルドレス(Childress,J,F.)の「医療倫理の4原則」とは
➡「ビーチで子ども、自分で着替えの全盛期」
医療倫理の4原則「①自律尊重、②無危害、③善行、④正義」
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