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認知症を支える家族の負担

社福×ケアマネの仕事

こんばんわ。

現役ケアマネの「かつみ」です。

今日は認知症の方を支える、ご家族の介護負担の話しです。
認知症は現在600万人を超え、10年後に700万人、20年後は800万人とも言われています。当事者の方も大変苦しい思いをされていますが、家族として支える方々の精神的なケアも、社会福祉士としては、見過ごしてはいけない問題です。

85歳の要介護2の女性、アルツハイマー型の認知症に罹患し、デイやショートを定期的に利用されています。家族は長男ご夫婦と同居されており、自宅内では、長男の妻が介護しています。その他、近隣の市に在住している次女が一人。

日頃は長男の妻が介護しています。

ここでの問題は、長男の妻が姑さんの介護をする、とゆう所。介護の経験がある方ならわかると思うのですが、義理の母親の面倒を見るという事に対して、かなりのプレッシャーがあると思います。

姑さんが、まだ元気であった頃に、長男の妻に対してきつい言葉を投げかけていたり、必要以上に家事を強要したり。80歳以上の女性の方であれば、自分が受けた経験から、あえて嫁いびりを行ったりする事を良く伺います。

自分が長男の嫁の立場で、認知症の姑の介護ができますか?これまで長く辛いを思いをされて、いざ姑が認知症になったから「介護をしてくれないか?」と夫から言われたらどうでしょうか?

もっと複雑になれば、姑の世話と、自分の子供の世話。どちらを優先しますか?こんな問題に毎日辛い思いをされている、息子のお嫁さんは多いと思います。

何が正解?というものではありません。長い年月のなかで、培われた思いは、少々の事では拭えません。

ケアマネとしてできる事は、やっぱり「ゆっくり休める時間を作る」事くらいでしょうか。そんな介護者の思いを汲み取り、何ができるか?をサービス担当者で共有する必要があります。

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