おはようございます。
現役ケアマネの「かつみ」です。
前回の記事の後編になります。前編からの引き続きの記事になります。
これまで、社会福祉協議会の権利擁護担当のSWと一緒に、5回訪問してきましたが、やっと今回が最終訪問になります。本人との契約の締結です。これまでの一連について個人的な印象としては、「手続きに時間がかかる」が一番に思います。初めて日常生活自立支援事業について、申し込みから契約まで関わって来ましたが、最初は2回ほど同行訪問すれば、この事業が使える様になると思っていたので、「何故、何回も一緒に訪問しないといけないの?」と疑問に思って思っていました。
対象者の状況ですが、これまでの金銭管理は別れた夫がしており、キャッシュカードは夫が持っていました。生活費がなくなると、その夫に引き出してもらうパターンでしたが、通帳記入は行われておらず、保護費や年金などの収入は管理されてませんでした。
今回訪問した際、家賃を滞納しており、マンションの管理者からは催促の連絡が何度か入っている状態で、その他、携帯やガスの支払いも滞っており、手元には小銭程度しか持っておられませんでしたので、元夫の経済的な搾取もあるかなと、疑問に思っておりました。また、郵便物の管理も、元夫が行っていた為、マンションの郵便受けの暗唱番号も本人は知りませんでした。
今日は、やっと契約書に署名捺印を行い、日常生活自立支援事業が利用できる様になり、週1回、支援員が訪問し、金銭の受け渡しや郵便物の管理、生活費支弁の為のATMへの付き添いなども行って頂けるとの事で、毎週、1万円が本人に手渡される事となりました。
コメント