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過去問78 逸脱行動論(アノミー理論、ラベリング理論、文化学習理論、社会統制論、コンフリクト理論)

過去問365

point 社会統制論、文化学習理論
point 緊張理論(マートンのアノミー理論)
point ラベリング理論、コンフリクト理論

第29回 問題21

ラベリング理論の説明として、正しいものを1つ選びなさい。
1 機能主義的な立場から順機能・逆機能、顕在的機能・潜在的機能といった概念を導入しつつ、逸脱や逸脱行動を説明する立場である。
2 地域社会にある文化摩擦に着目し、社会解体がその地域の犯罪などを生み出すとみる立場である。
3 資本主義社会における生産関係の矛盾から派生してくるものが社会的逸脱であるとみる立場である。
4 周囲の人々や社会統制機関などが、ある人々の行為やその人々に対してレッテルを貼ることによって、逸脱は作り出されるとみる立場である。
5 犯罪や非行などの社会問題は、下位集団文化の中で学習され、その文化を通じて世代から世代へと伝承されていくとみる立場である。

解答

マートンによるアノミー理論
1,機能主義の説明
2,社会逸脱論の説明
3,アノミー論の説明
4,○ point レッテルを貼る
5,文化学習理論の説明

第33回 問題21

次のうち、マートン(Merton, R.K.)が指摘したアノミーに関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 ある現象が解決されるべき問題とみなす人々の営みを通じて紡ぎ出される社会状態を指す。
2 下位文化集団における他者との相互行為を通じて逸脱文化が学習されていく社会状態を指す。
3 文化的目標とそれを達成するための制度的手段との不統合によって社会規範が弱まっている社会状態を指す。
4 他者あるいは自らなどによってある人々や行為に対してレッテルを貼ることで逸脱が生み出されている社会状態を指す。
5 人間の自由な行動を抑制する要因が弱められることによって逸脱が生じる社会状態を指す。

解答

1,構築主義の説明(誰かまでは覚える必要なし)
2,マートンの分化学習理論
3,○ point 社会規範の弱まり
4,レッテル→ラベリング理論
5,マートンの社会統制論

第32回 問題21

社会問題は、ある状態を解決されるべき問題とみなす人々のクレイム申立とそれに対する反応を通じてつくり出されるという捉え方がある。このことを示す用語として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 社会統制論
2 緊張理論
3 文化学習理論
4 構築主義
5 ラベリング論

解答

4,○ point クレイム申立

第35回 問題21

次の記述のうち、ラベリング論の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 社会がある行為を逸脱とみなし統制しようとすることによって、逸脱が生じると考える立場である。
2 非行少年が遵法的な世界と非行的な世界の間で揺れ動き漂っている中で、逸脱が生じると考える立場である。
3 地域社会の規範や共同体意識が弛緩することから、非行や犯罪などの逸脱が生じると考える立場である。
4 下位集団における逸脱文化の学習によって、逸脱が生じると考える立場である。
5 個人の生得的な資質によって、非行や犯罪などの逸脱が生じると考える立場である。

解答

1,○ point レッテルを貼るイメージ
2,漂流理論と言う。
3,社会解体論
4,文化学習理論
5,?

過去問365

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