11/10 社会的行為論の記事を追加しました。

行政白書・報告例まとめ

R7年2月試験用 出題白書、通知関係リンク集

R7年 社会福祉士受験用 白書関係リンク集
R6.9現在 それ以降は未発表
※クリックすると各省庁の白書関係が開きます。毎年、ややこしいグラフが発表され、必ずどこかが出題されるので、簡単に覚える方法を伝授致します。

発令日年度報告書(PDF版)
R5.7R5厚生労働白書@厚生労働省
R5.8R3社会保障費用統計@国立社会保障・人口問題研究所
R5.11R3国民医療費の概況@厚生労働省
R5.12R4福祉行政報告例@厚生労働省(未発表)
R6.6R5被保護者調査@厚生労働省
R6.3R5成年後見関係事件の概況@最高裁判所
R6.3R6地方行財政白書@厚生労働省
R6.4R5労働力調査@総務省
R6.6R5高齢社会白書@内閣府
R6.7R5人口動態統計月報年(概数)の概況
R6.10R5自殺対策白書@内閣府

ここからは、簡単に読み解く為のまとめ記事になります。

国民医療費の概況@厚生労働省

令和3年度の国民医療費約45兆円
前年度と比べ4.8%の増加。
人口一人当たりの国民医療費は約36万円
前年度に比べ0.3%の増加。
国民医療費の国内総生産(GDP比)に対する比率は約8%
去年はコロナ禍でR2減少したがR3年で戻る

医療費の診療種類別ランキング
1位…医科診療費(71.9%)
2位…薬局調剤医療費(17.5%)
3位…歯科診療費(7%)
ゴロイカ、ちょうだい!シカ

医科診療医療費の内訳
32兆4,025億円(構成割合71.9%)
1位…入院医療費(37.4%)
2位…入院外医療費(34.5%)

制度区分別に医療費を見ると、一般医療保険給付約半分を占める。一方、公費負担医療給付分わずか7%である。
1位…医療保険等給付(45.7%
2位…後期高齢者医療給付(34.9%
3位…患者等負担分(12.1%
4位…公費負担医療給付(7.4%)

年齢階級別に医療給付費を見ると、
65歳以上の1位…循環器系の疾患
65歳未満の1位…悪性新生物
総年齢では、1位が循環器系疾患、2位は悪性新生物です。

また、高齢者の死亡原因の1位は悪性新生物(がん)。間違えない様に覚えて下さい。
1位…悪性新生物(24.3%)
2位…心疾患(14.7%)
3位…老衰(12.1%)
4位…脳血管疾患(6.6%)
5位…肺炎(4.8%)

被保護者調査@厚生労働省

令和4年度(2022年) 被保護者調査 被保護者の推移
↓↓厚生労働省から分かり易い資料が出てました。
2021年4月の生活保護制度の現状について@厚生労働省

令和4年度の生活保護受給者数は約204万人平成27年3月(2015年)をピークに減少している。
前年度と比較して 13,971 人減少(0.7%減少)。

生活保護費負担金(事業費ベース)は約3.7兆円(令和4年度当初予算)。
実績額の約半分は医療扶助
被保護者の保護費ランキング(複数の扶助あり)
①医療扶助(49.7%)
②生活扶助(10.5%)
③住宅扶助(5.9%)


被保護者数のランキング(複数の扶助あり)
①生活扶助(176万人)
②住宅扶助(173万人)
③医療扶助(170万人)

生活保護受給世帯数は約164万世帯。前年度と比較して横ばい傾向高齢者世帯が増加50%を占める母子世帯は減少傾向が続く。

被保護者世帯数のランキング
①高齢者世帯(52%)
②障害者・傷病者世帯(13%)
③その他の世帯

保護開始の主な理由
下記グラフから分かる様に、保護の開始理由は、貯金等の減少で、コロナ禍においては、2位と3位が入れ変わり「働きによる収入の減少・喪失」が2位に変わっている事に注意。
1位…貯金等の減少・喪失
2位…傷病による
3位…働きによる収入の減少・喪失

保護の廃止の理由については、不動の一位が「死亡」によるものであり、コロナ禍以降、収入の減少が目立つ。理想としては「働きによる収入の増加」などが適切ではあるが、実際はその様な結果になっていない事を理解しておく。

地方行財政白書@厚生労働省

地方行財政白書@厚生労働省R6.3月発表(2022年、令和4年)
地方行財政白書からは、税金の歳入、歳出が問われる問題がでます。下記に地方行財政の歳入と歳出の覚え方を表示にしています。それぞれの項目の1位を覚える事で、解答が出来ますので、表を視覚的に覚えて下さい。

①横・縦の項目(グレー)の位置を覚える。
 ※ 全体➡市町村➡都道府県の順番に注意
②表の赤➡の方向に覚える。
歳入は第1位、2位は自治体共通
歳出の1位は流れで覚える
「人件(費)→扶助(費)→補助(費)」
「民生→民生→教育」
「扶助→扶助→補助」
「児童→児童→老人」
リズムに乗せて覚えます

【模擬問題】
「令和4年版地方財政白書」(総務省)における地方財政の状況(普通会計)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1,都道府県及び市町村の歳入純計決算額では、地方交付税の割合が最も大きい。
2,都道府県の目的別歳出では、土木費の割合が最も大きい。
3,市町村の目的別歳出では、民生費の割合が最も大きい。
4,都道府県の性質別歳出では、公債費の割合が最も大きい。
5,市町村の性質別歳出では、補助費等の割合が最も大きい。

【解説】
1,✕ 歳入は全体、都道府県、市町村とも、1位は「地方税」です。「地方交付税」は3位です。
2,✕ 目的別歳出は1位が「教育費」で「土木費」ではない事が分かります。
3,○ 市町村の目的別歳出では1位が「民生費」なので正解。
4,✕ 都道府県の性質別歳出では「補助費」が1位。
5,✕ 市町村の性質別歳出では「扶助費」が1位。

この様に、ややこしいグラフを覚えなくても、1位だけ覚えると解答できます。

高齢社会白書@内閣府

2040年…認知症高齢者584万人、MCI…612万人
まぁ、2040年で、ざっと600万人
数字➡2040600にーしーろく」と覚える。

タイトルとURLをコピーしました