9/24 新カリ動画対応表をアップロードしました!

第37回 試験の攻略  

受験に役立つ勉強

試験科目と動画の対応表

第37回の試験対策

1,総得点129点、60%程度以上で合格。78点(77.4点)以上が得点の目安です。
2,「ソーシャルワーク関連科目」は、しっかり高得点をねらう。午前・午後で30点の配分があるので、得意分野にすると高得点が獲得できます。出題範囲は午前、午後とも同じで内容は被ります。
3,太枠でくくった6科目群は、最低1問正解しないと「足切り」となります。
※昨年までは、各科目に「足切り(一発不合格)」があったのですが、37回からは上記基準に変わりました。
4,科目別、動画対応表を作りました。薄い黄色の科目は問題数が多い科目です。こちらも得意分野にする事で高得点がねらえます。
(プリントアウトする場合はPDFをダウンロードして利用して下さい

ダウンロードはこちら↓↓
試験科目別動画対応表ver2.pdf

POINT 最終的に60%以上、得点すれば良いのです。平均が上がろうが、下がろうが、60%得点できれば、全員受かる試験に変わりました。なので、得意分野で勝負が出来ます!

試験問題と時間配分

最近は事例の問題が多く出題される為、1問2分程度かかると計算した方が良いです。

<午前> 10:00~12:20(140分)84問(うち事例20問ほど)
事例問題1問2.0分、他1問1.5分(あまり4分)
この計算で行くと見直しの時間が取れません。
     
<午後> 14:10~15:35(85分)45問(うち事例10問ほど)
事例問題1問2.0分、他1問1.5分(あまり13分)
午後は何とか見直しの時間が取れますね。

1択、2択の解答を間違わない

間違い易いミス解答の一つとして、2択の問題に1択しか答えていない事があります。第36回試験には、2択の問題が20問でました。これは絶対に間違えてはいけません。

問題を読む時に必ず「1つ」「2つ」に○を付ける。

どんな方法でも良いですが、間違わない様に可視化できる方法が必要です。

基本的な問題の形式を知る

試験センターが発表している37回以降の出題傾向として、基本的な問題形式と出題傾向は、下記3パターンです。こんな話は気にする必要ありません事例問題が増える、という事だけ知っておいて頂いて、事例の過去問題もしっかり解く練習をして下さい。

1,タクソノミーⅠ型問題
単純な知識の想起で解答できる問題)➡ 減らします
2,タクソノミーⅡ型問題
(事例問題ではないが、問題文から状況を理解・解釈して解答する問題)➡ 増やします
3,タクソノミーⅢ型問題
(知識を応用し、問題解決方針を判断して解答する事例問題)➡ 増やします

事例問題が多くなる?

文章問題が苦手な方は少なくないと思いますが、第36回の試験(昨年の試験)では「事例を読んで~」という問題が36問出題されました(全問題数に対して24%)。試験センターが発表している内容では、今後も事例問題は減らないと思います。まだ37回の問題を実際に見ないと判断できませんが、事例問題が昨年と同じぐらいの割合(30問程度)で出題されると思いますので、苦手意識を早めに克服する様にして下さい。

国家試験の今後の在り方について

まずは「敵を知る」という事が大事です。新カリキュラムで求められる国家試験の出題傾向について、令和4年1月17日に発表された「社会福祉士国家試験の今後の在り方について~「地域共生社会」の実現を推進する、ソーシャルワーク専門職の拡充に向けて~」という検討会からの提言により発表された資料から、必要な部分のみ拾い出しました。

竹のっこん
竹のっこん

試験に出そうなポイントを最初にまとめたので、繰り返しだけど、そこだけでも読んでね!

37回試験の変更点と出題傾向まとめ
・問題数は150→129に減数
・当然、試験時間も変わる
 AM140分84問、PM85分45問
・概ね60%の得点以上の者が全て合格できる
(平均点に影響されない)
・足きりは3~4科目全て0点の場合のみ
(科目群ごとに足切り設定)
・得意不得意などで作戦練る
・五肢択一、または五肢択二
・事例問題は引き続き出る
・マニアックな問題は出ない
・基本的なソーシャルワークの知識問題は過去問から繰り返し出る
・ソーシャルワーク実践現場で求められる知識と判断力の事例問題が出る
・「地域共生社会の実現」がキーワード、ソーシャルワーカーを増やす

竹のっこん
竹のっこん

上の内容から、少し掘り下げてみたよ。

1,国家試験の基本的性格
・ソーシャルワーカーとしての基本的な知識や技能を評価する問題。

2,問題形式や内容
・基本的な知識を問う問題を適切に出題する
・理解力・解釈力・判断力を問う事例問題。
・単純な知識問題やマニアックな問題は減らす。
・五肢択一、または五肢択二の問題は継続。
・専門職として重要な問題は繰り返し出題する。

3,キーワードと関連するワード
ニッポン一億総活躍プラン(平成 28 年 6 月 2 日閣議決定)
1.成長と分配の好循環メカニズムの提示
2.一億総活躍社会の実現に向けた横断的課題である働き方改革の方向
3.「希望出生率 1.8」に向けた取組の方向
(1)子育て・介護の環境整備
(2)すべての子供が希望する教育を受けられる環境の整備
(3)女性活躍
(4)結婚支援の充実
(5)若者・子育て世帯への支援
(6)子育てを家族で支える三世代同居・近居しやすい環境づくり
(7)社会生活を円滑に営む上での困難を有する子供・若者等の活躍支援

4.「介護離職ゼロ」に向けた取組の方向
(1)介護の環境整備
(2)健康寿命の延伸と介護負担の軽減
(3)障害者、難病患者、がん患者等の活躍支援
(4)地域共生社会の実現

5.「戦後最大の名目 GDP600 兆円」に向けた取組の方向
6.10 年先の未来を見据えたロードマップ

地域共生社会の実現

重層的支援体制整備事業
地域住民の複雑化・複合化した支援ニーズに対応する為、市町村が実施する「重層的支援体制整備事業」が創設され、地域共生社会を実現するソーシャルワークの実践力を習得した質の高い社会福祉士の「量的拡充」を図る。

資質の高い社会福祉士の量的拡充
いかなる分野に就労したとしても、ソーシャルワーク専門職として必要不可欠な基本的な知識及び技能が備わっている人材を確保する

ソーシャルワークの価値規範や倫理観
ソーシャルワークの価値規範や倫理観に関する理解は、社会福祉士が多様な機能を担うソーシャルワーク専門職としての実践を行う際の基盤となるものである事から、引き続き国家試験において出題するとともに、その出題方法の充実に努める。

複雑化・複合化した問題や地域課題
(老々、認々、8050、ダブルケア、ヤングケアラー、ゴミ屋敷、子ども食堂、虐待児、DV)

実践現場で求められる解釈力や判断力
制度横断的な課題への対応、社会資源の開発、地域住民の活動支援、関係各機関・担当者との連携。

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